大堰川がつくる渓谷の景観美、豊かな水系と渡月橋が織りなす景観美、嵐山の急斜面がつくり出す箱庭的景観美。そんな「川」「橋」「山」の美しい調和が嵐山の景観特性の基本です。それらに社寺が建ち並ぶ歴史と品格がもたらす美、平安時代からの別荘地としての豊かなたたずまいがもたらす美、山間を抜ける古くからの街道と伝統的建造物群の美、という特徴を併せ持つ他に類を見ない風光明媚な景勝地となっています。
一歩奥に入ると田畑や竹林が点在し、のどかな京都の郊外を体験することができます。品位は保ちながらも決して気取らない、そんな心癒される環境も嵐山の魅力の一つです。